2024年02月29日
俺の子どもを欲しがる女社長
私は昼間は会社員、そして夜と休日は出張ホストをしている。
この仕事を始めて3ヶ月、やっと固定客もつくようになり、以前ほど金に執着せずにSEXを楽しめるようになってきた。
そんな私の固定客の一人で、小さなジュエリーショップを経営している26歳の『S』との出来事だった。
その日は、都内の某高級ホテルのロビーで待ち合わせ。
時間通りに私がホテルに着くと、それをめざとく見つけたSは、明らかに今までと違っていた。
服装といい、メイクといい、明らかに“特別の日”を意識させる装いだった。
彼女の手を取り、彼女に導かれながらたどり着いた部屋は、なんとスイート。
中に入ってさらにビックリ。
今まで何度かシティホテルに泊まって女性の相手をしてきたが、これほどの格のホテルは初めてだった。
部屋に入りソファに落ち着くと、私は彼女に質問した。
俺「今日はいつもと違ってすごく綺麗だけど、何か特別の日なの?」
S「今日は・・・私の誕生日なの」
俺「え?だったら、前もってメールで教えてくれれば、花束を用意したのに」
ところが、それに対する彼女の言葉は私に謎をかけるようなものだった。
S「ううん、いいの。今日はもっと別の物が欲しいから」
俺「別の物って?一体何?」
S「私ね、今まで一人で頑張って仕事してきたけど、やっぱり夜一人になるとすごく寂しいの。まだ店が軌道に乗るまではがむしゃらに仕事をしてたから、余計なことを考えずにすんだんだけど。でも、店の方も落ち着いて時間に余裕ができたら、今まで恋人も作る暇もなかったから、独り身がすごくつらいの」
・・・と、前置きから語り始めた。
S「だからね、私・・・」
そこで言葉が途切れる。
俺「だから?」
何となくその後に続く言葉が想像ついたのだが、とにかく尋ねてみた。
S「私・・・子供を作ろうって決心したの」
この言葉をうすうすは覚悟していたが、さすがに実際に聞かされると私も落ち着きを失ってしまった。
そんな私に追い打ちをかけるように、彼女は続けた。
S「今まであなたに3回会って、あなたがどういう人かよく分かったつもりだし、あなたの子供だったら私ひとりで育てられると思うの。だから、今日からはもうゴムなんて着けないで、本当に生まれたままの姿で私を愛して欲しいの!」
そこまで語った彼女の目には、今までにない真剣さと涙が溢れかかっていた。
少しでもリラックスするために、私はちょっと茶化して「そっか・・・でも、俺の精子は高くつくよ」なんて言ってみた。
しかし、相変わらず彼女は真剣で・・・。
S「分かってる。今日は私もそのつもりなの。だから、明日の朝別れるまでは、お金のことなんか気にしないで、思い切り私を愛して、一晩中ずっと愛して!」
普段は仕事では必ずゴムを持参して着用している私としては、余計な物を着けずにできるのは嬉しいのだが、“自分の子供”というものがまだピンと来なかった。
が、彼女はお客様だし、その要望には応えなくてはならない。
私は腹を据えて覚悟を決めたのだった。
お互い一糸まとわぬ姿になり、まずは抱き合ってキスをする。
お互いの右手は、相手の性器を愛おしみながら。
そうすること10分弱、やっと唇を離して、彼女を抱きかかえてバスルームへ向かった。
バスタブは大理石でできているようだ。
バスタブにお湯を入れながら、彼女をバスタブの縁に腰掛けさせ、私が体を洗ってあげる。
首から始まり、バストにおりていった私の手は、優しく彼女のバストを愛撫するように撫でる。
彼女から軽い吐息が漏れる。
そして、私の手は徐々に下腹部まで下がっていったが、そこでいきなり手を離し、彼女の両膝を掴んで有無を言わさずに開脚させた。
そこには今日のためにか、入念に手入れされたヘアと、すでに潤んだ彼女自身が見て取れた。
「イヤ、恥ずかしい」と言う彼女に、私は「今日が初めてじゃないでしょう」と答えるなり、彼女の股間に顔を埋めた。
「あ・・・」
すでにキスと上半身への愛撫で高ぶっていた彼女の体は、感度も敏感になっていた。
私は彼女から顔を離すと、前戯としての挿入を試みる。
「あぁっ!」
彼女の両腕が私の背中を強く抱き締め、その唇で私の唇を貪るようにキスをした。
目を開けてみると、彼女はまた涙を流していた。
「こういうの、嫌い?」
私は念のために尋ねてみたが・・・。
「違う。すごく嬉しいの。だって、ゴムが着いていない生身のあなたが私の中に入ってるんだから」なんて嬉しい答えを彼女は返してくれた。
「じゃぁ、メインイベントはベッドでね」
そう言って、ちょっと残念そうな顔をする彼女からペニスを抜き取った。
その後は、彼女をバスタブに浸からせて、私は自分の体を洗う。
そして、彼女と一緒にバスタブにつかり、お互いに新婚のようにいちゃいちゃしながら、相手の体を愛撫しあった。
バスを出たら、彼女の体をバスタオルで拭いてあげて、体を隠すことなどは許さずにそのままの格好でベッドへ行かせる。
私もおもむろに体を拭き、ベッドに入る。
そこからはもう、あえて描写するまでもない男と女の営みが行われた。
ただ、いつもより彼女は激しく、そして愛おしかった。
その間に彼女は何度か達したようだが、私にもそろそろ限界が訪れた。
俺「本当にいい?このままイッて?」
S「このまま来て欲しいの、お願い」
俺「俺なんかの精子でいいの?後悔しない?」
S「お願い、もうこれ以上焦らさないで。私の中にあなたの精子を流し込んで!」
私も普段より著しく興奮していたためか、予想以上の量の精液が放たれ、それは確実に彼女の膣内へと送り込まれていった。
S「あぁ、私の中にあなたの熱いのが入るのがわかる・・・」
彼女はそう言ったきり、幸せそうに目を閉じてしまった。
私たちは繋がったまま、おそらくは1時間以上うとうととしていたと思う。
いつまでも彼女に覆い被さっている訳にもいかず、私は彼女からペニスを抜いたのだが、気づいた彼女は目を閉じたまま「こっちに」と言う。
彼女の言う意味はすぐに理解できた。
私は、彼女の愛液と私の精液でぬるぬるになったペニスを彼女の顔の前に差し出した。
彼女は目を開けニッコリ微笑むと、おもむろに口を開いて私のペニスにしゃぶりついた。
ゆっくりゆっくりと、先の方から根本まで、唇と舌を使って丁寧に綺麗にしてくれた彼女。
私はこの時ほど彼女が可愛く愛おしく思ったことはなかった。
その後、ゆっくりと時間をかけた交わりは3回行われた。
2回目はバスルームで、3回目はソファで、そして最後は再びベッドで。
これほど密度の高いSEXは記憶にない、というくらいお互いを愛し合った夜だった。
翌朝、彼女が私に差し出した封筒には、後で開いてみたら大20枚が入っていた!
規定の料金は宿泊で大7だというのにも関わらず。
それが先々週の金曜から土曜にかけての出来事だった。
それ以来、他の女性と割り切ったSEXをする気になれず、主張ホストの仕事を休んでいる。
そのことをSにメールで告げたところ、『今週末、またこの前のホテルで、今度は仕事抜きで私を愛して。もちろんお礼はするから』との返事が携帯に送信されてきた。