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雨に濡れた孤独と、初めてのアナル快楽

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俺、高橋正男、62歳。妻を亡くしてからもう10年近くになる。子供もいないから、この広いマンションで一人寂しく暮らしている。定年後は特にやることもなく、夜になると近所のバーに通うのが日課だ。

「今日も雨か...」

窓の外を見ながら、いつものようにバーに向かう。雨の日は客も少なく、バーテンと世間話をするだけの夜が多い。でも今夜は違った。

「お一人ですか?」

ふと横を見ると、40代半ばくらいの女性が隣に座った。森田美咲さん、45歳。話しているうちに、彼女も夫とは別居状態で寂しい日々を送っていることがわかった。

「私、今日は帰りたくないんです」

酔いが回ったのか、彼女はそう囁いた。俺は一瞬躊躇したが、結局自宅に招いてしまう。年甲斐もないが、長い間触れていなかった女性の温もりが恋しかったんだ。

「広いお部屋ですね...」

美咲さんがリビングを見回しながら言う。妻の形見のマンションだ。彼女はソファに腰掛け、グラスを傾けた。

「高橋さん、奥さん亡くなられてから...ずっと一人なんですか?」

「ああ...そうだな」

会話が途切れ、重い沈黙が流れる。雨音だけが部屋に響いている。

「...寒い」

突然、美咲さんが俺の腕に寄りかかってきた。その温もりに、胸が高鳴る。

「私...今日はここに泊めてもらえますか?」

彼女の瞳には、寂しさと欲望が混ざり合っていた。俺はゆっくりと頷き、彼女の肩に手を回した。

寝室に移動すると、美咲さんはためらいながらも服を脱ぎ始めた。まだ色褪せていない肌が、ベッドランプの灯りに照らされる。

「美咲さん...」

「正男さん...」

自然に名前で呼び合い、唇が重なる。長い間忘れていた女性の柔らかさ、甘い香り。俺の体は熱くなっていく。

「正男さん...実は私、アナルが好きなんです」

彼女の意外な告白に、俺は驚いた。60過ぎて初めて聞く言葉だ。

「俺...やったことないけど...」

「私も初めてなんです。でも...試してみたい」

美咲さんの目は真剣だった。俺は緊張しながらも、彼女の背中に手を回し、ゆっくりとベッドに倒れ込んだ。

まずは普通に。彼女の柔らかな胸に唇を付け、乳首を舌で弄ぶ。美咲さんは「あん...」と甘い声を漏らす。その反応が嬉しくて、もう一方の胸も指で摘まみながら、唇で激しく吸い上げた。

「んっ...正男さん...優しい...」

彼女の手が俺の股間を撫でる。固くなったペニスを、優しく包み込む感触。久しぶりの快感に、思わず唸ってしまう。

「じゃあ...準備しますね」

美咲さんはベッドサイドの引き出しからローションを取り出し、自分の後ろに塗り始めた。その様子を見ているだけで、俺の股間はさらに熱くなっていく。

「正男さんも...これで」

彼女の手に取られたローションが、俺のペニスに塗られる。冷たい感触と、彼女の手の温もりが混ざり合い、たまらない快感だ。

「ゆっくり...入れてください」

美咲さんが四つん這いになり、お尻を突き出した。その姿はエロティックで、俺の理性を吹き飛ばすほどだった。

「いくよ...」

震える手で彼女の腰を押さえ、ゆっくりとペニスを近づける。初めての感覚に、緊張で手が震える。

「あっ...!」

先端が入った瞬間、美咲さんが小さく声を上げた。でもすぐに「大丈夫...」と囁き、さらに奥へと導いてくる。

「うっ...」

締め付けられる感覚。普通のセックスとは全く違う、きつい圧迫感。でもなぜか、たまらない快感だった。

「動いて...ください...」

美咲さんの声に促され、ゆっくりと腰を動かし始める。最初はぎこちなかった動きも、次第に滑らかになっていく。

「あ...あん...正男さん...気持ちいい...」

彼女の喘ぎ声が、俺の耳に直接響いてくる。雨音と重なり、官能的な調べを奏でているようだ。

「美咲さん...きついけど...すごい...」

俺も我慢できずに声を漏らす。締め付けられる感覚が快感に変わり、腰の動きが早くなっていく。

「んっ!あっ!そこ...もっと...」

美咲さんが激しく反応する。彼女の内部は熱く、まるで生き物のように俺のペニスを締め付けてくる。

「イク...イッちゃう...!」

突然の美咲さんの絶頂。その瞬間、彼女の穴がさらに強く締まり、俺も耐えきれなくなった。

「美咲さん...俺も...!」

「中に...出して...」

その言葉で最後の理性が吹き飛び、深く突き刺しながら激しく射精した。長い間貯め込んだものが、どっと溢れ出る感覚。

「はぁ...はぁ...」

二人とも息を切らしながら、ベッドに倒れ込んだ。美咲さんは俺の胸に顔を埋め、小さく笑った。

「正男さん...初めてだったのに、上手でしたよ」

照れくささと達成感で、俺はただ苦笑いするしかなかった。

朝、目が覚めると美咲さんはもういなかった。枕元には「ありがとう」とだけ書かれたメモが残されている。

あの夜以来、美咲さんとは連絡を取っていない。たまにバーに行くと、彼女が別の男と楽しそうに話しているのを見かけることもある。

「あの雨の夜だけが、本当だったんだな」

グラスを傾けながら、俺は寂しさと共に、あの時の熱い感触を思い出すのであった。


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