2025年04月30日
夜明けのベッドで感じた、あの人の温もり
「……んっ」
目を覚ますと、私は見知らぬベッドの中にいた。頭が少し重く、昨夜の記憶がゆっくりと蘇ってくる。仕事のストレスで一人飲みしていたバーで、優しく声をかけてくれたあの人――裕介さん。50代の貫禄ある男性で、初対面なのに何故か懐かしいような安心感があった。
「おはよう、美香」
低く響く声に振り向くと、隣で微笑む裕介さんの顔が朝日に照らされていた。皺の寄せ方さえも色っぽく見えて、思わず胸が熱くなる。
「すみません、こんな時間まで…会社に遅刻しちゃいます」
慌てて起き上がろうとすると、強くないけど確かな力で腕を掴まれた。
「まだ5時だよ。少しなら大丈夫だろう?」
その言葉に、ふと父親を思い出した。子供の頃、朝寝坊した私を優しく起こしてくれたあの感じ。でも今、このベッドで感じているのは、全く別の感情だった。
裕介さんの手が私の頬に触れる。少し硬い指先が、ゆっくりと顎のラインを辿っていく。
「緊張してる? 震えてるよ」
「……そんなこと、ありません」
嘘だった。心臓はバクバク鳴り、お腹の奥が熱くなるのを感じていた。裕介さんの視線がじっとりと肌を這い、まるで服越しに触られているような気がした。
「かわいいな。こんなに大人の女性なのに、目が子供みたいに潤んでる」
俯いた私の顔を優しく持ち上げ、ゆっくりと唇が重なる。昨夜のワインの味がほのかに残っていて、自然に口が開いた。舌が絡み合う度に、腰が浮き上がるような快感が走る。
「ん……ちゅっ、はぁ……」
息が乱れる間もなく、裕介さんの手が私のブラウスのボタンを解き始めた。一つ、また一つと開いていく指先に、自分でも驚くほど体が反応している。
「待って、こんな朝から…」
「朝が一番気持ちいい時間だよ。ほら、君もこんなに濡れてる」
スカートの中に滑り込んだ手に、私は思わずのけ反った。下着越しに感じる指の動きが、じんわりと快感を運んでくる。
「あっ…だめ、そんなに優しく触られると…」
「美香の声、すごくいいね。もっと聞かせて」
耳元で囁かれる声に、抵抗する気力がどんどん溶けていく。パンティーをずらされ、直接肌に触れた瞬間、思わず声が漏れた。
「きゃっ! や、指…入って…」
「すごく熱いよ。朝からこんなに興奮してたのかい?」
恥ずかしさで顔を背けようとしたら、強く抱きしめられた。胸と胸が密着し、鼓動が伝わってくる。
「見て、僕もこんなに我慢してるんだ」
ズボンの上からでも明らかな膨らみに、自然と手が伸びた。重みのある感触に、思わず握り返すと、裕介さんがうなるように笑った。
「おっと、生意気だな。じゃあ、お互い様ってことで」
そう言うと、いきなりパンティーを脱がされ、股間に向かって頭を下げていった。
「あ、そんなところ…きれいじゃないです…!」
「いい匂いがするよ。美香らしい、甘い香り」
舌が直接触れた瞬間、腰が跳ね上がった。くちゅくちゅと音を立てながら舐め回され、あっという間に理性が吹き飛ぶ。
「あぁん! だめ、すごい…んっ、舌が…あっ!」
両足を広げられ、思う存分に愛撫される。朝の静けさの中、私の喘ぎ声だけが反響しているような気がした。
「もう…イッちゃいそう…」
「我慢しなくていいよ。そのまま出して」
ぐちゅぐちゅと激しくなった舌の動きに、私は天井を見つめたまま、びくんと体を震わせた。
「ひゃああんっ!」
股間から溢れ出す感覚に、目を閉じたまましばらく呼吸が乱れていた。ふと目を開けると、裕介さんがズボンを脱ぎ、大きく勃起したものを目の前に突き出していた。
「美香の番だね」
躊躇いながらも手を伸ばし、包み込むと熱くて硬い感触。ゆっくりと動かすと、先端から透明な液体がにじんでくる。
「上手だな…もっと強く握って…」
言われるままに力を入れると、裕介さんがうなるように頭を仰け反らせた。その表情がたまらなく色っぽくて、自然と口を近づけた。
「ん…ちゅぱ…」
初めてのフェラだったが、とにかく舐め尽くしたい衝動に駆られた。塩っぱい味がして、男性の匂いが鼻をつく。
「おっ…! いきなりそんなに深く…!」
喉の奥まで入れられてむせそうになりながらも、舌でしごき続けた。手と口を使い、一心不乱に奉仕していると、突然頭を掴まれた。
「美香…! もう限界だ…!」
「んんっ! んぐ…!」
口の中に勢いよく放出され、驚きながらも全部飲み込んだ。濃厚な味が喉を通り過ぎていく。
「ごめんね、急に…」
「いいえ…私も気持ちよかったです」
顔を上げると、裕介さんが満足そうに微笑んでいた。朝日が差し込むベッドで、二人はただ抱き合い、静かに時が過ぎるのを待った。
会社に行く支度をしながら、窓から見える朝焼けをぼんやり眺めた。こんな美しい朝は初めてだ。でも同時に、胸に刺さるような罪悪感もあった。
(これって…不倫だよね)
でも、携帯に表示された裕介さんからのメッセージを見て、また頬が緩むのを止められなかった。
『また会いたい。今度はゆっくり時間を取ろう』
指先でその文字をなぞりながら、私は次の逢瀬を想像して、そっと胸に手を当てた。鼓動はまだ早く、あの温もりを求めているようだった。
目を覚ますと、私は見知らぬベッドの中にいた。頭が少し重く、昨夜の記憶がゆっくりと蘇ってくる。仕事のストレスで一人飲みしていたバーで、優しく声をかけてくれたあの人――裕介さん。50代の貫禄ある男性で、初対面なのに何故か懐かしいような安心感があった。
「おはよう、美香」
低く響く声に振り向くと、隣で微笑む裕介さんの顔が朝日に照らされていた。皺の寄せ方さえも色っぽく見えて、思わず胸が熱くなる。
「すみません、こんな時間まで…会社に遅刻しちゃいます」
慌てて起き上がろうとすると、強くないけど確かな力で腕を掴まれた。
「まだ5時だよ。少しなら大丈夫だろう?」
その言葉に、ふと父親を思い出した。子供の頃、朝寝坊した私を優しく起こしてくれたあの感じ。でも今、このベッドで感じているのは、全く別の感情だった。
裕介さんの手が私の頬に触れる。少し硬い指先が、ゆっくりと顎のラインを辿っていく。
「緊張してる? 震えてるよ」
「……そんなこと、ありません」
嘘だった。心臓はバクバク鳴り、お腹の奥が熱くなるのを感じていた。裕介さんの視線がじっとりと肌を這い、まるで服越しに触られているような気がした。
「かわいいな。こんなに大人の女性なのに、目が子供みたいに潤んでる」
俯いた私の顔を優しく持ち上げ、ゆっくりと唇が重なる。昨夜のワインの味がほのかに残っていて、自然に口が開いた。舌が絡み合う度に、腰が浮き上がるような快感が走る。
「ん……ちゅっ、はぁ……」
息が乱れる間もなく、裕介さんの手が私のブラウスのボタンを解き始めた。一つ、また一つと開いていく指先に、自分でも驚くほど体が反応している。
「待って、こんな朝から…」
「朝が一番気持ちいい時間だよ。ほら、君もこんなに濡れてる」
スカートの中に滑り込んだ手に、私は思わずのけ反った。下着越しに感じる指の動きが、じんわりと快感を運んでくる。
「あっ…だめ、そんなに優しく触られると…」
「美香の声、すごくいいね。もっと聞かせて」
耳元で囁かれる声に、抵抗する気力がどんどん溶けていく。パンティーをずらされ、直接肌に触れた瞬間、思わず声が漏れた。
「きゃっ! や、指…入って…」
「すごく熱いよ。朝からこんなに興奮してたのかい?」
恥ずかしさで顔を背けようとしたら、強く抱きしめられた。胸と胸が密着し、鼓動が伝わってくる。
「見て、僕もこんなに我慢してるんだ」
ズボンの上からでも明らかな膨らみに、自然と手が伸びた。重みのある感触に、思わず握り返すと、裕介さんがうなるように笑った。
「おっと、生意気だな。じゃあ、お互い様ってことで」
そう言うと、いきなりパンティーを脱がされ、股間に向かって頭を下げていった。
「あ、そんなところ…きれいじゃないです…!」
「いい匂いがするよ。美香らしい、甘い香り」
舌が直接触れた瞬間、腰が跳ね上がった。くちゅくちゅと音を立てながら舐め回され、あっという間に理性が吹き飛ぶ。
「あぁん! だめ、すごい…んっ、舌が…あっ!」
両足を広げられ、思う存分に愛撫される。朝の静けさの中、私の喘ぎ声だけが反響しているような気がした。
「もう…イッちゃいそう…」
「我慢しなくていいよ。そのまま出して」
ぐちゅぐちゅと激しくなった舌の動きに、私は天井を見つめたまま、びくんと体を震わせた。
「ひゃああんっ!」
股間から溢れ出す感覚に、目を閉じたまましばらく呼吸が乱れていた。ふと目を開けると、裕介さんがズボンを脱ぎ、大きく勃起したものを目の前に突き出していた。
「美香の番だね」
躊躇いながらも手を伸ばし、包み込むと熱くて硬い感触。ゆっくりと動かすと、先端から透明な液体がにじんでくる。
「上手だな…もっと強く握って…」
言われるままに力を入れると、裕介さんがうなるように頭を仰け反らせた。その表情がたまらなく色っぽくて、自然と口を近づけた。
「ん…ちゅぱ…」
初めてのフェラだったが、とにかく舐め尽くしたい衝動に駆られた。塩っぱい味がして、男性の匂いが鼻をつく。
「おっ…! いきなりそんなに深く…!」
喉の奥まで入れられてむせそうになりながらも、舌でしごき続けた。手と口を使い、一心不乱に奉仕していると、突然頭を掴まれた。
「美香…! もう限界だ…!」
「んんっ! んぐ…!」
口の中に勢いよく放出され、驚きながらも全部飲み込んだ。濃厚な味が喉を通り過ぎていく。
「ごめんね、急に…」
「いいえ…私も気持ちよかったです」
顔を上げると、裕介さんが満足そうに微笑んでいた。朝日が差し込むベッドで、二人はただ抱き合い、静かに時が過ぎるのを待った。
会社に行く支度をしながら、窓から見える朝焼けをぼんやり眺めた。こんな美しい朝は初めてだ。でも同時に、胸に刺さるような罪悪感もあった。
(これって…不倫だよね)
でも、携帯に表示された裕介さんからのメッセージを見て、また頬が緩むのを止められなかった。
『また会いたい。今度はゆっくり時間を取ろう』
指先でその文字をなぞりながら、私は次の逢瀬を想像して、そっと胸に手を当てた。鼓動はまだ早く、あの温もりを求めているようだった。