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「先輩の優しさに溺れた夜…処女喪失の甘く疼く記憶」

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秋の夜、街はオレンジ色の街灯に包まれていた。会社の飲み会はいつものように騒がしく、おじさんたちの下ネタが飛び交う中、私は苦笑いでやり過ごしていた。

「琴音、気にしないで。あの人たち、いつもああなんだよ」

隣に座った晴先輩が、そっと囁く。彼は一年先輩で、営業部のエース。爽やかな笑顔と、女の子を安心させる落ち着いた声が特徴だった。

「大丈夫ですよ、慣れてますから」

そう返しながらも、内心では「処女だなんて言えない…」と焦っていた。

一次会が終わり、二次会は男たちが風俗に行くと言い出した。私はさっさと帰ろうとした瞬間、晴先輩が近づいてきた。




「俺も行く気ないし…琴音、このまま二人で飲まない?」

その言葉に、胸が高鳴った。

「いいですよ」

彼の提案で、コンビニで酒とつまみを買い、そのまま彼のマンションへ向かった。部屋は清潔で、少し古めのジャズが流れている。

「琴音の好み、わかんないけど…」

そう言いながら、彼はチーズとサラミを盛り付けてくれた。その細やかな気遣いに、またドキッとする。

酒を飲みながら、会話は自然とプライベートに。

「琴音って、彼氏いないの?」

「いません…出会いがなくて」

「嘘だろ?可愛いのに」

彼の視線がじっと私を見つめる。その目は、さっきまでの優しさとは違って、熱を帯びていた。

「先輩こそ…彼女いないんですか?」

「いないよ。いたら、こんな夜更かしさせないからな」

その瞬間、彼の腕が私の肩に回された。

「…っ!」

キスされた。初めての感触に、脳が真っ白になる。彼の舌がゆっくりと入り込み、甘いワインの味が広がった。

「ん…ちゅ…んっ…」

抵抗できないまま、セーターの下に手が滑り込む。指先がブラジャーの上から乳首をこすり、ぞくっとした快感が走った。

「あっ…だめ…」

「でも、気持ちいいだろ?」

耳元で囁かれた声に、腰がぐらつく。スカートのボタンが外れ、ストッキングを剥がされる。恥ずかしさで体が熱くなるが、止められない。

「実は…初めてで…」

「俺でよかった?」

彼はそう言うと、パンティをずらし、割れ目に舌を這わせた。

「ひゃんっ!?あっ…あんっ…」

びっくりするほど繊細な動き。舌先でクリトリスを描くように刺激し、ときどき強く吸い上げる。

「きもち…いやっ…んっ…」

股間から溢れる愛液が音を立て、彼の指が中へ入り込んだ。

「琴音のなか…めっちゃ濡れてる」

「やだ…言わないで…あ゛っ!」

指が2本、3本と増え、グチュグチュと音がする。腰が浮き、自分でも信じられない声を出している。

「もう…入れて…」

彼はニヤリと笑い、ズボンを下ろした。

「でかい…入るかな…」

「優しくして…んっ!」

先端が割れ目に当たり、ゆっくりと沈み込む。

「あ゛…いた…い…」

「大丈夫…ほら、もう全部入った」

深くまで埋め尽くされた感覚。彼は動き始め、毎回、子宮口をグリグリと押し上げる。

「あっ、あっ…そこ…っ!」

「琴音のなか、すごく締まってる…」

彼の喘ぎ声も荒くなる。体位を変え、騎乗位に。

「自分で動いてみて」

「えっ…でも…」

恥ずかしさで顔を覆うと、彼は手を握り、「大丈夫、君は綺麗だよ」と囁いた。

腰を上下させると、今までと違う快感が襲う。

「あ゛…んっ…おかしい…おかしくなる…」

「イくんだ…俺も一緒に…」

ぐしょ濡れの股間を激しく打ち付けられ、私は初めての絶頂に突き落とされた。

「いっちゃう…いっちゃうっ!あ゛ああっ!!」

彼もその後追い、熱いものを注ぎ込む。

…しかし、翌週。

晴先輩は急に態度を変えた。メールは既読無視、会社ではそっけない。

一ヶ月後、彼が同期の女性と付き合い始めたと聞いた時、あの夜の優しさは全てウソだったと知った。

処女を捧げた男の、冷たい本性。

今でも、あの夜の疼くような快楽だけが、私を苦しめる。


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