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「クラブの熱気に溺れた夜…知らない男の指先が私を狂わせた」

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クラブの轟音が鼓膜を震わせ、ストロボライトが乱反射する中、私は友達の兄が主催するイベントに巻き込まれる形で来ていた。23歳のOL・凛。普段は地味な仕事ばかりだが、今夜だけは黒のレーススカートと肌の露出が多いトップスで気分を変えていた。

「凛、テキーラやるよ!一気飲みだ!」
陽気に笑う友人たちに押され、喉が焼けるような刺激を一気に流し込む。アルコールが脳をマヒさせ、視界がゆらめく。足元がふらつき、混雑するフロアから逃れるようにソファーエリアに身を沈めた。

「…っ」

左隣から熱が伝わってくる。30代前半だろうか、スーツの上着を脱いだ男が肩幅の広いシルエットで近づいてきた。香水と汗が混ざった麝香のような匂い。翔太と名乗るその男は、一見紳士的な笑顔を浮かべながら、膝を立てた姿勢で私のスカートの裾に視線を落としている。




「大丈夫ですか?顔色が…」
そう囁きながら、彼の小指が私の膝裏に触れた。一瞬の接触が電気のように走る。意識的に距離を取ろうとした瞬間、彼の掌全体がスカートの下に滑り込んできた。

「…えっ?」

思考が停止する。周囲の喧騒が遠のく中、彼の指先がナイロン製のストッキングを伝い、太ももの内側を這い上がってくる。人差し指と中指でV字を描くように、ゆっくりと敏感な部分へ向かう軌道。

「ここは…混んでますね」
彼は涼しい顔でそう呟きながら、中指の腹で私のパンティの中央部を押し込んだ。薄い生地越しにクリトリスを刺激する圧力。思わず腿を開く反応をした瞬間、彼は人差し指を加えてリズミカルに擦り始める。

「…んっ!」

ビールクーラーで冷やしたはずの体が沸騰する。2ヶ月間我慢していた欲求が、見知らぬ男の技巧的な愛撫で決壊しそうになる。パンティは愛液で張り付き、彼の指が動く度に卑猥な水音が私だけの鼓膜に響く。

「恥ずかしい声が出そうなら、私の肩を掴んでください」
そう囁かれて視線を上げると、翔太の黒瞳が欲望で濁っている。言われるままに彼のシャツの襟を握りしめると、今度はパンティを横にずらして直接の接触が始まった。

「…濡れてますね」

指紋が感じられるほどの生々しい摩擦。クリトリスを摘むように弄ぶかと思えば、突然二本の指が膣内に侵入してくる。S字を描くようにグリグリと攪拌され、腰が勝手に跳ね上がる。

「あっ、だめ…中…ぐちゃぐちゃに…っ」

周囲の客たちには単なる泥酔した女としか見えないだろう。実際、隣でスマホを操作しているグループは全く気付かない。その状況が背徳感を加速させ、彼の指の動きに合わせて子宮が痙攣し始める。

「イキそうなら教えてください」
耳元で熱い吐息を感じながら、彼は私の首筋を舐め上げた。その瞬間、理性の糸が切れる。

「もう…イク、イクっ!…んあっっ!!」

爆発的な快楽が脊椎を駆け上がる。腿を震わせながら何度も絶頂を繰り返すうち、翔太は突然手を引っ込めると立ち上がった。

「楽しかったです。また会いましょう」

呆然と見送る私の前に、彼の名刺が落とされる。広告代理店のディレクターとある。裏にはホテルの名前と日時が走り書きしてあった。

一週間後、指定されたスイートルームのドアを開けると、翔太は複数の男たちに囲まれていた。

「紹介しよう。今夜の主役たちだ」

ベッドに押し倒される瞬間、最初の夜が単なる餌だったと悟った。彼のスマホ画面には、私が恍惚となる様子を複数アングルから撮影した動画が映し出されている。

「さあ、もっと可愛い声を聞かせてくれ」

最後に視界に映ったのは、無機質なレンズの群れと、私を品定めするような男たちの冷たい視線だった。


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