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「先輩の優しい暴走~教室で刻まれた初めての疼き~」

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秋の夜長、校内はすでに人影もまばらで、部活の終わった校舎は静まり返っていた。私は吹奏楽部の練習を終え、疲れた足取りで教室に向かっていた。コンサートに向けて古典ギター部の先輩・翔太(22歳)とのデュオ練習も重ねていたのだ。

「愛海、待たせたな」

教室のドアを開けると、すでに待っていた翔太がジャージ姿で立っていた。180cmの長身が夕闇にシルエットとなり、ふと彼の鋭い顎線が目に入った。3歳年上の彼は、どこか大人びた雰囲気を漂わせていた。

「今日も遅くまでごめんね。コンサートまであと1週間だし...」




「大丈夫。むしろ愛海と二人で練習できるのが楽しくて」

彼はにっこり笑うと、突然私の手を握った。その温もりに、なぜか胸が高鳴る。2ヶ月付き合ってまだキスしかしたことがないのに、この数日、彼の視線がどこか熱を帯びているような気がしてならなかった。

楽器をロッカーにしまうと、背後からぎゅっと抱きしめられた。翔太の体温がジャージ越しに伝わってくる。

「翔太...先輩...?」

「愛海...今日は我慢できない」

耳元で囁かれた熱い吐息が、首筋をくすぐった。次の瞬間、強引に唇を奪われた。今までの優しいキスとは全く違う、貪るような深いキス。舌が口腔内を暴れ回り、唾液の音が淫らに響く。

「んっ...ちゅ...んん...」

抵抗する間もなく、ジャージの上から胸を揉まれ、ピアノを弾く長い指が乳首を探り始めた。薄いスポーツブラ越しでも、敏感に反応してしまう自分の体が恥ずかしい。

「愛海の胸...思ってたよりずっと感じてるんだな」

「やだ...そんなこと...言わないで...」

頬を赤らめながらも、なぜか腰が浮いてしまう。翔太は私の反応を確かめるように、今度は反対側の乳首を指先でつまみ上げた。鋭い快感が背筋を駆け上がる。

「あっ!だめ...そこ...」

「声、漏れてるよ。でも...可愛い」

彼は悪戯っぽく笑うと、ジャージの裾から手を滑り込ませた。ショーツのゴムをいきなり剥がされ、思わず身震いした。

「翔太...先輩...ここは教室...」

「誰も来ない。愛海も...濡れてるじゃないか」

人差し指が割れ目をなぞり、じっとりと湿った感触を確認する。恥ずかしさのあまり目を閉じると、耳元で低い声が響いた。

「初めてにしては...ずいぶん反応がいいな。一人で練習してたのか?」

「っ...!そんなこと...」

否定しようとした瞬間、中指が突然入口を押し広げた。びくんと跳ねる体を抑えつけられ、ゆっくりと指が挿入されてゆく。

「きゅ...んっ...」

「中まで熱い...愛海、気持ちいいか?」

指の動きが加速する。グチュグチュと淫らな音が教室に響き、自分でも信じられないほどの快感に襲われる。腰が勝手に動き、もっと深くを求めてしまう。

「あ...あん...だめ...イク...イクっ...!」

初めての指責めで、あっけなく絶頂を迎えた。膝が震え、翔太にしがみつくしかなかった。

「こんなに早くイッちゃうなんて...愛海、エロい子だな」

彼は濡れた指を舐めると、今度は自分のジャージを脱ぎ始めた。勃起したペニスがトランクス越しに浮き上がり、その大きさに目を見張る。

「ちょ...大きい...入るかな...」

「大丈夫。ゆっくり入れてあげるから」

コンドームをつける音がして、いよいよ現実感が迫ってくる。翔太は私をロッカーの前に立たせ、背後から抱き寄せた。

「愛海...痛かったらすぐ言えよ」

「うん...」

ぐちゅり、とゆっくり侵入してくる感触。最初はきゅっと締め付けられる痛みがあったが、すぐに熱い快感に変わっていった。

「んっ...あ...先輩...動いて...」

「愛海...中がすごく気持ちいい...」

彼の腰の動きが速くなる。教室に肉と肉がぶつかる音が響き、だんだん理性が溶けていく。机に手をついて支えるのが精一杯で、唾液が垂れても気にしないほど没頭していた。

「愛海...もう限界だ...」

「私も...一緒に...イク...!」

熱い液体がコンドームに注がれるのを感じながら、私は人生初の絶頂に包まれた。教室の窓からは、私たちの影が情熱的に絡み合っているのが映っていたに違いない。

それから1時間後、翔太は私を古典ギター部の部室に連れ込んだ。畳の上で何度も貪り合い、最終的には私が上に乗って腰を振るまでになった。初めての夜は、気がつくと終電の時間を過ぎていた。

翌日、翔太は私に冷たくあたるようになった。コンサートが終わると、あの夜のことは「遊びだった」と告げられ、1週間後に他校の女生徒と付き合ったことをSNSで知った。私の体は彼の感触を覚えていて、夜になるたびに疼いて仕方ないのに――。


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