トップページ » 「兄の欲望に溺れたあの日――幼い体に刻まれた背徳の快楽」

「兄の欲望に溺れたあの日――幼い体に刻まれた背徳の快楽」

記事画像
その日は今でも鮮明に覚えている。中学二年生の真央と、大学一年生の兄・瑛太。両親の不在をいいことに、リビングでだらだらと過ごしていたあの夏の午後。

瑛太はソファに寝転がり、スマホをいじっていた。私はテレビを見ながらアイスを舐めていたが、ふと視線を向けると、兄のジャージの股間に不自然な膨らみが目に入った。

「……瑛太兄ちゃん、それ……」

気づいてしまった私の声に、彼は慌ててクッションを膝の上に置いた。

「何でもねえよ」

でも、もう遅かった。彼の耳まで赤くなっているのがわかる。私はなぜか胸が高鳴り、アイスの甘さが喉に絡みつく。




数日後、再び両親がいない夜。私は覚悟を決めて瑛太の部屋のドアをノックした。

「……入ってよ」

彼の声は低く、濁っていた。ドアを開けると、瑛太はベッドに座り、タオルを膝の上に広げていた。視線を合わせようとしない。

「あのさ……真央」

「うん」

「お前、あの時……見たんだろ?」

彼の声は震えていた。私は黙ってうなずくと、瑛太は深く息を吐いた。

「……バカだな、俺」

次の瞬間、彼は私の手を掴み、自分の腿の上に引き寄せた。ジャージの下で、熱く硬いものが脈打っている。

「触れ」

その一言で、私は彼の欲望に飲み込まれた。

ジャージをずり下ろすと、黒いトランクスからはみ出した男根がどくどくと跳ねた。先端はすでに艶やかに濡れ、私の指に絡みつく。

「……すごい、熱い」

「お前のせいだ」

瑛太の吐息が首筋にかかる。彼は私の手を自分のもののように動かし、亀頭をしごく。ぬめりが増し、指の動きに合わせて腰を揺らす。

「ん……っ、そこ……もっと」

彼の声は甘く、苦悶に満ちていた。私は無意識に自分の腿を擦り合わせる。パンツの中がじっとりと濡れていくのがわかる。

「真央……お前も、感じてるんだろ?」

突然、瑛太が私の腿に手を滑り込ませた。

「や……っ!」

彼の指はあっという間にパンツの中へ侵入し、ぐちゅりと濡れた秘肉を摘んだ。

「ほら……こんなに濡れてる」

「だって……瑛太兄ちゃんが、気持ちいいって顔するから……」

私は彼の男根を握りしめ、一気に根元までしごいた。瑛太の背中が跳ね、ベッドのシーツを掴む。

「あ……! イク……イクぞ……!」

白い衝動が私の手のひらに迸る。瑛太の喘ぎが部屋に響き、私は自分の指でぐしゃりと割れ目を押し込んだ。

――あの日から、私たちの関係は変わった。

瑛太は卒業後、家を出た。今でも時折、あの時の熱を思い出す。彼の精液の匂い。震える指先。

でも、二度と戻らない。

最後に交わしたのは、ただの「さよなら」だった。


コメントを書く




情報を記憶: 評価:  顔   星