2025年09月23日
新幹線の密室で…隣のスーツの知らない男に激しく求められたあの夜
ふと、太もものあたりに感じる微かなもぞもざとした感覚で、ゆっくりと意識が戻る。目を開けると、いつの間にか隣の席にはスーツ姿の清楚な顔立ちの男性——颯と名乗る28歳の営業職が座っていた。彼の細長い指が、私のスカートの上から太ももをそっと撫でている。最初は偶然の接触かと思ったが、その動きは明らかに意図的で、ゆっくりと確信を持って内腿へと移動していく。
「……っ」
驚きよりも先に、長い独身生活で飢えていた身体が反応した。ストッキングの上からでも伝わる彼の指先の温もりが、思わず息を詰まらせる。彼は私の顔色を窺うように、しかし怯えることなく、さらに大胆にその手を進める。人通りがほとんどない車内。彼の息遣いが耳元で聞こえるほど接近していた。
「静かにしていてくださいね……莉央さん」
名札を見て私の名前を呼ぶその声は低く、甘く囁くように。抵抗する気力が湧かない。むしろ、この非日常的な状況に胸が高鳴り、腿の奥が熱を持って震え始めた。彼の指先がついにクロッチの上で円を描く。薄いストッキング越しでも、その圧力は直接的に私のクリトリスを刺激し、思わず腰を浮かせそうになるのを必死でこらえる。
「あっ……だめ、そこ……っ」
囁くような声が自然と零れる。彼は私の反応を楽しむように、さらに繊細な愛撫を加える。一方で、彼のもう一方の手は私のブラウスの中に滑り込み、ブラを押し上げてまでして乳首を弄び始めた。知らない男の指に激しく弄ばれる快感に、私は思考が停止しそうになる。
「感じやすい身体なんですね……すごく濡れてる」
彼の言葉にさらに興奮し、もはや羞恥心など吹き飛んでいた。彼は私の手を取って、彼のパンツの上から明らかに膨らんだ部分へと導いた。熱く硬いその感触に、思わずぎゅっと握り返してしまう。
「優しく揉んで……ください」
彼の甘い命令に従い、私はその形を確かめるように手のひらで擦る。彼もまた深い息をつき、私の耳元に顔を寄せて熱い吐息をかける。
「次の駅まで少し時間があります……僕と静かに楽しみませんか？」
彼はそう言うと、いつの間にか私のスカートの裾をまくり上げ、ストッキングの股部分をずらす。抵抗しない私に、彼はさらに興奮した様子で、自分のベルトを外し、ズボンを下ろす。むき出ちになった彼の男根は大きく、先端からはすでに愛液がにじんでいた。
「中で……感じたいですか？」
そう囁かれ、私は無言でうなずく。彼は手指で私の秘部を広げ、そのままゆっくりと中へと侵入してきた。充満感と少しの痛み、そして圧倒的な快感が一気に襲う。彼は私の体を窓側に押し付け、人目を気にしながらも激しく腰を動かし始めた。
「んっ……中、気持ちいい……もっと、激しくして……」
私は我を忘れてそう頼む。彼は私の願いを聞き入れ、リズムを速め、深く抉るように貫く。軋む席の音、か細く漏れる私たちの息遣い。車内放送が流れても、彼の腰の動きは止まらない。むしろ、ばれるかもしれないという緊張感が、私たちをさらに興奮させた。
「イく……イっちゃう……っ」
彼はそう言うと、私の内部でさらに膨張するを感じた。私は彼の腕にしがみつき、激しい絶頂に耐えながらも、もう一つの声が聞こえる。
「ご乗車ありがとうございます。まもなく……」
彼は慌てたように身を引き抜き、素早く服装を整える。私は放心状態でただ座っているしかなかった。彼は降りる前に、私の耳元でこう囁いた。
「また会いましょう……莉央さん」
彼は去り、私は取り残される。満たされない身体の疼きと共に、彼の言葉だけが頭に残った。
それから一週間後。再び新幹線に乗った私は、同じ席に座る彼の姿を見つける。彼はにっこり笑い、隣に空いた席を軽く叩いた。
「待っていました」
彼はそう言うと、再び私に手を伸ばした。今回は最初から激しく、そして最後まで、誰にも邪魔されることなく、私たちは貪り合った。彼は私の内部に熱いものを注ぎ、私はそれを受け止めながら、何度も絶頂を迎えた。
しかし、その後……彼は消息を絶った。連絡先も教えず、ただ新幹線の中だけの関係。あの熱い夜は、彼にとってただの暇つぶしだったのだろうか。後悔と喪失感に苛まれながらも、あの快感だけが身体に焼き付いて離れない。
