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涙と快楽に溺れた夜~初めての完全結合で交わした愛の証~

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雨が窓を叩く夜、大学のサークル仲間だった颯と私は、就活のストレスで押し潰されそうになっていた。颯は大手企業の内定を蹴ったことで親と大喧嘩したらしく、普段は明るい彼の瞳が濁っているのが痛いくらい伝わってきた。

「玲奈、今日は...帰りたくない」

震える声でそう呟かれた瞬間、私はコンビニで買った缶チューハイを彼に押し付けながら、近くのラブホテルに足を向けた。エレベーターの中で彼の肩が小刻みに震えているのを感じ、思わず腕を回すと、彼は子供のように私の首元に顔をうずめた。

部屋に入ってからは言葉もなく、ひたすら酒を飲み交わした。6本目の缶を空けた頃、颯が突然堰を切ったように泣き出し、そのあまりの激しさに私もつられて涙が溢れた。絞り出すように「大丈夫だよ」と囁きながら、べとべとに濡れた頬をすり合わせ、いつの間にかベッドの上で絡み合ったまま眠りに落ちていた。




4時17分。目覚めた時、彼の腕が私の腰を強く締め付けていた。体温が重なり合ったせいか、信じられないほどの熱に包まれていて、動いた拍子に彼も瞼を開けた。

「...ごめん、起こしちゃった?」

その言葉の代わりに、私は彼の唇を奪った。今までのキスとは全く違う、塩味のする熱い接触。舌が絡み合う度に下腹部が疼き、自然と脚が彼の腰を挟み込んだ。シャツのボタンが飛び散るのも気にせず、貪るように肌を曝け出し合い、彼の硬くなった欲望が私の腿に押し付けられる感触に、思わず喉の奥から甘い声が零れた。

「あぁ...玲奈、すごく濡れてる」

指先で確認するように陰唇を撫でられ、私は背筋を跳ね上げた。颯が普段使わないような艶やかな声で囁きながら、クリトリスを舌で転がすたび、ベッドシーツを握り締める指に力が入る。

「もう...中に入れて...!」

震える声で懇願すると、颯は瞳を潤ませながらゴムを用意した。今まではこの瞬間に何度も失敗してきた。だが今夜は違う――彼の手が確かに震えながらも、私の手を重ねて一緒に装着するのが、信じられないほど自然に感じられた。

「愛してる...本当に...」

深いキスと共にゆっくりと貫かれた瞬間、鋭い痛みが脊柱を駆け上がった。思わず爪を立てた背中に、彼の汗が伝うのを感じながら、私は必死で嗚咽を飲み込んだ。

「痛い...?動かないでようか...?」

優しく囁く声に、また涙が溢れた。痛みよりも、この瞬間をずっと待っていたこと、彼の温もりが体内に満ちていく幸福感が込み上げてきて、私は首を振った。

「いいの...もっと、繋がっていたいから...」

ゆっくりと動き始めた腰の動きに合わせて、痛みは次第に快感に変わっていった。彼の涙が私の胸を伝い、混ざり合う体液の匂いが官能をさらに煽る。体位を変え、上に跨った私は、自ら腰を振りながら初めての結合の歓びに酔いしれた。

「んっ...!颯の、中で...熱い...!」

激しいピストンの末、彼が深く唸りながら放ったものを全て受け止めた。しかし終わったはずの体は、まだ貪るように求め合っていて――気付けば朝の光が差し込む中、腫れ上がった瞼で見つめ合いながら、今度は私が彼を押し倒していた。

「もう...目が痛いよ...」

「でも...玲奈が欲しい」

笑いながら交わした言葉の後に、今度は私が主導権を握った。朝まで続いた情事の果てに、私たちはまた涙に暮れた。あの夜から3ヶ月後、颯は海外留学のため私の元を去っていった。最後の夜も、私たちは言葉より体で全てを伝え合い、交わった約束はただ一つ――「また泣きながらしようね」だった。


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