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「ジンの香りと狂おしい夜~六本木のクラブで出会った彼女との熱狂的な一夜」

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六本木のクラブ街の喧騒が耳に染みつく。ネオンが醸し出す妖しい光の中、私は壁に寄りかかりながらジンのトニックを啜っていた。社会人一年目——仕事もろくに覚えられず、終電逃しの徹夜続きで、今この瞬間さえ現実かどうか分からないような高揚感に包まれていた。

「あれ?今日は先輩いないの?」

ふと聞こえた甘い声。振り向くと、いつも見かけるあの子がいた。玲奈——黒髪をアップにまとめ、眉間に輝くピアスが特徴的な、松雪泰子を小さくしたようなスレンダーな美女だ。左手には謎のミネラルウォーターのボトル。

「中身ジンだよ。節約のため家から持参しちゃった」




彼女は悪戯っぽく笑いながらボトルを差し出した。一口飲んだ瞬間、喉が焼けるようなアルコールの衝撃。思わずむせると、玲奈は楽しそうに笑いながら私の腕に絡みついてきた。

「ねえ、もっと飲みに行かない?ここ騒がしくて疲れちゃった」

彼女の吐息が耳元で熱い。ウェストを抱き寄せると、信じられないほどの細さに驚く。この体に内臓はあるのか?と本気で心配になるほどだ。

タクシーで向かったのは私の職場近くの会社の仮眠室。玲奈はすでに酔いが回っているらしく、会議室の大きなテーブルに仰向けになると「動けない~」と子供のように甘える。

「しょうがないな」

抱き上げようとした瞬間、彼女の唇が私の首筋に触れた。ジンの香りと女性の甘い匂いが混ざり合い、理性が溶けていくのを感じた。

「んっ……前戯はいらないよ。早く……入れて」

玲奈のささやきが脳を痺れさせる。机の上で乱れる服の下から現れたのは、雪のように白く小さな胸。ピアスが光る鎖骨に舌を這わせると、彼女は鋭く息を漏らした。

「じゃあまずは……こっちから」

ズボンを下ろすと、玲奈は迷いなく私の勃起した肉棒を口に含んだ。舌先で亀頭を舐め上げるたびに、快感が脊椎を駆け上がる。

「お前……すごく上手だな」

強く頭を掴み、深く咥えさせると、玲奈はむせながらも貪るようにしゃぶり続けた。唾液で光る唇から零れる吐息が、ますます興奮を煽る。

コンドームを装着し、机の上に押し倒す。玲奈の細い脚が私の腰を絡む。一気に貫くと、彼女の体が跳ね上がった。

「あっ……!んんっ!」

締まりの良い膣内が肉棒を締め付ける。最初は控えめだった喘ぎ声も、激しいピストンにつれてだんだん大きくなっていく。

「気持ちいい……?もっと強くしてもいい?」

「うん……っ、ダメ、でも……やめてほしくない……」

玲奈の矛盾した言葉に笑いながら、腰の動きをさらに激しくする。机が軋む音、肌と肌がぶつかる音、そして絡み合う吐息が室内に響く。

「あっ、あっ……!イク、イク……!」

玲奈の体が弓なりに反り返った瞬間、膣内が強く痙攣し始めた。その刺激に耐えきれず、私も深く突き刺して放精する。

「はぁ……はぁ……すごかったね」

「……もう一回、したい」

休む間もなく玲奈に求められ、今度は布団の上で彼女を抱いた。今度はゆっくりと、一つ一つの動きを確かめながら——。

しかし、朝日が差し込む頃、目を覚ますと玲奈の姿はなかった。スマホには一通のメッセージ。

「楽しかったけど、二度と会わないで」

——あの夜の熱も、彼女の体温も、まるで幻だったかのように消えていた。


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