トップページ » 先輩との一夜が、優しい暴力で私を大人に変えた夜の話

先輩との一夜が、優しい暴力で私を大人に変えた夜の話

記事画像
彼の名前は龍、大学のサークルで出会った一つ上の先輩だ。クールな佇まいだが、私にはいつも優しくて、憧れ以上の感情を抱いていた。付き合い始めて三ヶ月、まだ手を繋ぐ程度の関係だったけど、彼のことがどんどん好きになっていた。

ある金曜日の夜、サークルの飲み会が終わって、最後に残った我々二人で駅まで歩いていた。雨が降り出し、傘もない私たちは駅の軒下で雨宿り。彼のジャケットの匂いがほんのりと漂う。

「優月の家、今日は実家帰省で誰もいないんだよね? 俺のアパート、近いし。雨も強いし」

彼のその言葉に、胸が高鳴った。行きたい、でも行ったら何かが起きるような、そんな予感がして足がすくむ。




「……うん。お願い、できるかな」

彼のアパートは思ったより広くて清潔だった。彼がバスタオルを手渡してくれる。「濡れちゃったから、先に入る? シャワーくらいなら貸すよ」

「龍先輩もびしょ濡れじゃん。めんどくさいから……一緒に入ら……ない?」

言ってから自分で驚いた。そんな大胆なこと、普段の私なら絶対に言えない。顔が火のように熱い。

龍先輩は一瞬目を丸くしたが、すぐに優しい、少しだけ図々しい笑顔を浮かべた。

「いいよ。それじゃ、遠慮なく」

シャワールームは狭く、彼の体と私の体が触れそうな距離。お互い背を向けて服を脱ぐ音だけが響く。湯気が立ち込める中、彼の背中の筋肉の線がくっきりと見えて、息を飲んだ。彼は一切こっちを向かず、いたって紳士的だった。でも、その緊張感がかえって胸を締め付ける。

夕食は彼が作ってくれたパスタ。テレビを見ながらの他愛もない会話のはずが、彼の笑顔や仕草の一つ一つが、私の心をざわつかせる。時計の針はあっという間に夜の11時を回っていた。

「もう寝よっか。俺、明日のゼミの課題ちょっとあるから、優月は先に寝ててくれる? 布団は敷いといたよ」

そう言われて別々の布団に潜り込んだ。でも、全然眠れない。隣の部屋でパソコンを叩く音、彼の息遣いが聞こえてくるような気がして、そわそわしてしまう。布団の中であごをギュッと噛みしめながら、彼のことを考えていた。

ふと、ドアが開く音がした。目を閉じてやり過ごそうとしたその時、龍の体温が近づいてくるのを感じた。そして、ほんのりと湿った温かい感触が、私の唇に重なった。

「……っ!」

驚いて目を見開くと、そこにはいつもの優しい先輩とは違う、熱を帯びた龍の瞳があった。

「起きてたか。……ずっと、我慢してたんだ」

彼の囁く声は渇いていて、その口調に私は震えが止まらなくなった。怖いというより、期待していた自分がいて、その現実に身体が驚いているようだった。

「優月……可愛いよ、本当に」

彼の唇が再び私の唇を捉える。優しく、それでいて確かに欲情を込めたキス。彼の舌がゆっくりと入り込んできて、私の受け身だった口の中を弄ぶ。甘いような、少し苦いような、初めての深いキスに、脳が痺れそうになる。

彼の手が私のパジャマの上衣のボタンを外し始める。一つ、また一つと解放されていく肌に、冷たい空気と彼の視線が触れる。

「龍、先輩……ちょっと、恥ずかしい……」

「大丈夫、誰にも見せない。全部、俺だけのものだ」

上衣が脱がされ、彼の視線が私の貧相な胸に注がれる。恥ずかしさで体を縮こまらせようとした瞬間、彼の口が左の乳首を包み込んだ。

「んっ……!」

思わず漏れた声は、まるで他人のもののようだった。彼は舌でしつこく、じゅぷじゅぷと音を立てながら舐め、時々軽く噛む。もう一方の手は、まだ刺激を受けていない右の胸を揉み上げる。指が巧みに乳首を弄び、ぷつりと硬くさせる。

「優月の感じてる音、すごくエロいよ」

彼の言葉に、お腹のあたりがぐしょりと熱くなった。私は感じている。怖いとかそういうのを通り越して、ただただ気持ち良くて、彼に弄ばれていたいと思ってしまった。

彼の手は私のパジャマのパンツへと下りていく。ゴムが緩められ、ゆっくりと下ろされていく。最後の布が剥ぎ取られる瞬間、私は無意識に股を閉じた。

「開けて、優月。見せて」

彼の声は優しいけど、絶対的だった。私はゆっくりと、恥ず�かしくも力の抜けた脚を開いた。彼の視線がまっすぐにその中心へと向けられる。

「きれい……すごく、濡れてるじゃないか」

人差し指がそっと割れ目に触れ、上から下へとなぞる。ぎゅっと目を閉じる私。その指はゆっくりと入り口で円を描き、恥丘を刺激し、そして再びキスを求める私の唇へと戻ってきた。べっとりと愛液で濡れた彼の指を、彼は私の目の前で舐めとった。

「優月の味がする」

その行為のエロさに、私はもう我慢の限界だった。腰が自然と浮き、彼を求めている。

「龍先輩……お願い……気持ち、よくして……」

「どこを? 言ってみて」

彼はわざとらしく、性器の周辺をくすぐるように撫で回すだけだ。

「そこ……おまんこ……おまんこを、触って……」

「良い子だ」

ようやく彼の中指が、じっくりとゆっくりと、私の膣の中へと入り込んでくる。初めての異物感と、それ以上の満たされる感覚。彼はその指を深くまで入れ、くねらせながら、私のまだ知らない快感のスイッチを探る。

「んあっ……! そこ、そこ……すごい……変なの……」

「ここか、優月の気持ちいいところ」

彼はその一点を狙って、執拗に指を動かす。もう一本、人差し指が加わり、膣内はよりいっそう広げられ、激しい快感が襲ってくる。私はもう彼の腕にしがみつき、ただ喘ぎ声を漏らすことしかできなかった。

「イく、イっちゃう……龍先輩、指が……あぁっ!」

視界が白く染まり、腰がピクピクと痙攣した。人生初の絶頂が、彼の指によってもたらされた。

しかし彼は休ませてはくれない。そのままうつ伏せに私の体をひっくり返し、お尻を高く突き出させる。

「もっと、優月の全部見たい」

そう言って彼は、私の股間の割れ目に顔を埋めた。舌がくぁっと広げながら、じとりと舐め上げる。クリトリスを舌先で激しく刺激し、時折、舌全体でぺろりと淫らに舐め回す。

「あ、んぁ……! 舐め、舐めないで……汚い……気持ち良すぎる……んおっ!」

彼はお構いなしに、私の感覚がぶっ飛ぶほどにクンニリングスを続ける。二度目、三度目の絶頂が立て続けに襲いかかり、私はもう布団にへたり込んでしまうほどだった。

「優月、可愛すぎる……もう我慢できない」

背後から、彼の興奮した吐息が聞こえる。ズボンを脱ぎ捨てた彼の勃起したペニスが、私の濡れそぼった股間の入口に押し当てられる。その大きさと熱さに、私は改めて緊張した。

「龍先輩……それ、大きい……入るかな……」

「大丈夫、ゆっくり入れるから。優月は俺を信じて」

彼はそう囁くと、私の耳たぶを軽く噛みながら、腰をゆっくりと前へと押し出した。

「うっ……あぁ……!」

裂けるような痛みが一瞬走った。私は思わず彼の腕に爪を立ててしまう。彼は動きを止め、私の頬に優しくキスをする。

「痛い?」

「ううん……大丈夫……入れて、全部……」

痛みはすぐに彼のペニスがもたらす膨張感と熱さに取って代わられた。彼はゆっくりと、深くまで埋め尽くしていく。ぎゅっと締め付ける私の膣内を、彼は堪えきれないというように「すごい……優月、中が気持ち良すぎる……」と喘ぐ。

全てが収まった時、彼は深く息を吐いた。そして、動き始めた。

最初はゆっくりとした腰使い。抜き差しのたびに、さっきまで指や舌で感じていた快感が、何倍にも膨れ上がって返ってくる。

「あ、ん……龍先輩……奥、奥が……んぁっ!」

彼は私の反応を確かめるように、時々深く突き刺しては、ぐりぐりと腰を回す。その度に、子宮の入口がぐちゅっと舐め上げられ、私は狂いそうなほどの快感に襲われる。

彼の動きは次第に早く、激しくなっていく。布団の上で体が擦れる音、お互いの肌が触れ合う音、そしてびしょびしょと水音を立てる交合部の音が、部屋中に響き渡る。

「優月、俺……優月のこと、めちゃくちゃ好きだ……!」

「私も……先輩のこと、好き……あっ、そこ、激しい……イク、イクよっ!」

彼は私の体を抱き起こし、だきしめるような体制で激しく腰を打ち付ける。その体位で深くまで入れられるたびに、私は彼にしがみつき、絶叫に近い声をあげて絶頂を迎えた。

「俺も……もう限界……中に出しても……いいか……?」

「うん……だめ……でも……出して……龍先輩の、感じたい……!」

彼の最後の一突きが、深く深く、子宮口を直撃する。そして、ドロっとした熱い感覚が膣の奥で広がっていった。彼はそのままぎゅっと私を抱きしめ、互いの鼓動が落ち着くまでじっとしていた。

「……すごかった。優月、ありがとう」

彼はぺたりと横になり、私をぎゅっと抱きしめた。そして、額にキスをしてくれる。

「痛い思い、させちゃったかな」

「ううん。とっても……気持ち良かったよ。龍先輩と、ひとつになれた気がした」

朝、目が覚めると、彼がじっと私の寝顔を見ていた。照れくさそうに目を逸らす私に、彼は笑いながらキスをしてきた。

「おはよう。優月、俺のこと……どう思う?」

「好きだよ。龍先輩のこと、大好き」

「よかった。それなら、また……朝も、できるよね?」

彼はそう言うと、さっきまで穏やかだった目つきが、再らた獣のように変わる。そして、朝の静かなアパートに、再び私たちの喘ぎ声とベッドのきしむ音が響き渡ったのだった。


コメントを書く




情報を記憶: 評価:  顔   星