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LAの星の下、年上の彼女に導かれた熱すぎる初体験と、その後の切ない結末

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留学初めて一ヶ月が経った頃の話だ。LAの砂漠地帯にある遊園地は、昼間の喧騒が嘘のように静かで、夜空には天の川がくっきりと浮かび上がっていた。同じ語学学校の日本人グループで来ていたけど、ジェットコースターに揺られた反動で、僕はベンチでへたり込んでいた。二十二歳の匠、十九歳の自分には彼らは皆、大人に見えた。

「大丈夫?顔色、真っ青やんか」

コートをはおった女性が近づいてきた。知枝さん、二十五歳。関西出身でいつも明るく、グループのムードメーカー的存在だった。彼女のことが、最近やけに気になっていた。日本にいた頃片思いしていた「お姉さん」の存在は、いつの間にか霞んでしまっていた。




「ちょっと休めば平気です。ありがとうございます」

「せっかくやから、星でも見ようか。ここの星空、めっちゃ綺麗やで」

彼女が隣に座ると、ほのかな香水の香りが漂った。鼓動が早くなるのを感じた。必死に平静を装って星空を眺めていると、彼女の小指が偶然、僕の手の甲に触れた。一瞬で全身が熱くなった。もう、我慢の限界だった。

次の日、朝のコーヒーショップで待ち伏せて、勢いで告白した。
「知枝さん、僕…知枝さんのことが好きです!」
彼女は一瞬目を大きく見開き、すぐに優しく、しかし少し戸惑ったような笑顔を浮かべた。
「匠くん…急やな。ちょっと、考えさせてほしい」

その返事は、期待していた「いいよ」とは程遠く、胸が締め付けられる思いだった。高校時代の失恋がフラッシュバックし、惨めな気分に浸っていたその夜、部屋のドアをノックする音がした。

ドアを開けると、知枝さんが立っていた。
「…よろしい?」
相変わらずの関西弁だけど、どこか緊張した面持ちだった。

狭い寮の部屋のカウチに並んで座ると、最初はぎこちない沈黙が続いた。でも、彼女が故郷の話をし始めると、だんだんと打ち解けていった。大阪の食べ物の話、子供の頃の失敗談…。話が弾むうちに、自然と二人の距離は縮まっていた。

気がつくと、僕の手が彼女の手の上に重なっていた。彼女が微かにうなずいたように思えた。それを見逃さなかった。
僕はゆっくりと顔を近づけ、彼女の唇を奪った。

最初は優しく触れるだけだったキスは、すぐに激しいものに変わった。彼女の口が開き、僕の舌を受け入れる。甘いワインの香りがした。三十秒どころか、数分間、ただただ貪るようにキスを続けた。頭が真っ白になり、耳の奥で自分の鼓動が轟いていた。

「ん…ちゅ…匠くん」

彼女の吐息が耳元で聞こえる。僕は唇を離し、彼女の首筋へと移った。白く滑らかな肌に唇を押し当て、そっと吸い付く。彼女が嬌声をあげ、細く震えた。
「あっ…そこ、感じる…」

Tシャツの下に手を滑り込ませると、ほんのり温かい肌に触れた。ブラのホックは、意外なほど簡単に外れた。小さくても形の良い胸が現れる。手のひらで包み込むと、柔らかな弾力が伝わってきた。
「きれい…」
思わず呟くと、知枝さんは恥ずかしそうに目を伏せた。

僕は身を乗り出し、片方の乳首を口に含んだ。舌先でコロリと硬くなった先端を弄る。舐め、軽く噛み、吸い上げる。
「あぁ!匠…くん…」
彼女の背中が反り、ベッドのシーツを掴む指に力が込められる。もう一方の手で、もう片方の胸を揉みしだく。彼女の喘ぎ声が、僕の耳に直接響いてくる。

「ベッド…行こう」
僕が囁くと、彼女はうなずいた。

ベッドの上で、彼女の服を全て脱がせた。スレンダーな肢体が月明かりに浮かび上がる。僕も急いで衣服を脱ぎ捨て、勃起した自分自身を彼女に見せた。彼女の目が一瞬、大きくなったのがわかった。
「…でかいね」

もう一度キスをしながら、彼女の体を愛撫する。鎖骨、わき腹、へそ、そして太ももへと舌を這わせていく。特に耳の後ろから首筋にかけては、彼女が最も敏感に反応する場所だった。
「だめ…音、出ちゃう…」

そんな彼女の言葉も、もうどうでも良かった。僕は彼女の股間へと頭を潜らせた。ふわりと甘い香りが立ち込める。恥丘はもう、愛液で光っていた。
「めっちゃ、濡れてる…」

僕は周囲をくまなく舐め回した後、クリトリスに舌先を集中させた。小さな豆を舌で激しく刺激する。
「イクっ!匠くん、それ、やばい…ああっ!」
彼女の腰が激しく跳ね上がり、僕の頭を押し付ける。彼女の快感が、そのまま僕の興奮に変わっていく。

突然、彼女が体勢を変え、僕を押し倒した。そして、僕の勃起したペニスを、ためらいなく口に含んだ。
「ん…ちゅぱ…」
熱く湿った口の中。舌先が亀頭をくまなく舐め回し、時々、奥深くまで咥え込んでくる。こんな気持ち良さは初めてだった。腰から力が抜け、もうだめだ、と思った瞬間、彼女は口を離し、僕の耳元で囁いた。
「…入れても、ええで」

僕は慌ててカバンの奥にしまってあったコンドームを取り出した。手が震えてなかなか開けられない。彼女が優しく手を差し伸べ、僕の手を包みながら一緒に開け、そっと装着してくれた。
「いっぱい、愛してな」

僕は彼女の上に覆い被さり、ゆっくりと結合した。ずぶりと深くまで入っていく感触。熱く、締まりのある奥が、僕を包み込む。
「あ…入った…匠くん…」
彼女の目尻に涙が光った。僕は彼女を強く抱きしめ、耳元で繰り返す。
「好きだ…知枝さん、大好きだ…」

最初はゆっくりとした腰の動きから始めた。でも、彼女の喘ぎ声がどんどん大きくなり、腰を激しくくねらせてくる。
「もっと、強く…お願い…」
普段はしっかり者の姉御肌の知枝さんが、今は僕の下で蕩けている。その姿に我を忘れ、僕は激しくピストンを始めた。

ベッドがきしむ。肌と肌が触れ合う音。彼女の嬌声。すべてが混ざり合い、僕は理性の糸が切れそうだった。
「イク…イクって言うねん…一緒に…!」
彼女の叫びに導かれるように、僕も深く奥で爆発した。腰がガクガクと震え、彼女にしがみつくことしかできなかった。

しばらく二人きりで抱き合い、息を整えた。
「匠くん…これが初めてなん?」
僕がうなずくと、彼女は驚いたように目を丸くした。
「えっ?嘘!めっちゃ上手かったで?」
照れくさそうに笑う彼女を見て、僕はまた彼女を抱きしめた。

それから約一ヶ月、彼女の部屋と僕の部屋を行き来する半同棲状態が続いた。毎夜のように貪り合った。シャワーで体を洗い合い、キッチンで即席の食事を作りながらキスを交わし、朝まで絡み合った。僕は完全に彼女に夢中だった。

しかし、彼女の留学が終わる日が近づいてきた。ある夜、僕が将来について、日本に帰ってからも続けたいと熱く語ると、彼女は俯いてしまった。
「匠くん…ごめんね。私、日本に婚約者がいるんや」

その言葉は、僕にとって氷水を浴びせられたような衝撃だった。
「でも…でも、僕たちの事は?」
「匠くんとの時間は、本当に宝物やった。でも、これはLAでだけの夢みたいなものやったんや。現実に戻らなあかんねん」

彼女の帰国後、僕は虚脱状態に陥った。SNSで彼女の結婚式の写真を見たのは、それから二年後だった。笑顔がとても幸せそうで、僕は画面を閉じるしかなかった。

そして五年後。仕事で大阪を訪れた時、ふと彼女に連絡をしてみた。一度会わないか、と。彼女は承知してくれた。

居酒屋で再会した彼女は、少しふっくらとし、より落ち着いた雰囲気になっていた。でも、笑うと目の尻にできる皺は、あの頃と変わらなかった。酒が進み、昔話に花が咲く。自然と、あの夜の話にもなった。

「あの時は…本当に良かったよ、匠くんと」
彼女がぼそりと言った。
「俺もずっと…忘れられなかった」
「実はね、あの時…あたし、匠くんに会うちょっと前に、彼氏と上手くいかなくなってて。LAで匠くんに会って、すごく救われたんや」

そして彼女は俯き、声を震わせて続けた。
「でも…あの時、匠くんが『日本に帰っても続けよう』って言ってくれた時、すごく嬉しかったけど、すごく辛かった。だって…あたし、匠くんに会う少し前から、今の夫と付き合い始めてたんや。LAにいる間も、ずっと続いてて…」

僕は言葉を失った。あの熱かった日々、愛し合った時間の全てが、実は彼女の中では「浮気」だったのだ。彼女は涙を浮かべていた。
「ごめんね。匠くんには、チャンスをあげたかった。あの時、もっと強く引っ張ってくれたら…って、何度も思った。でも、あたしが悪かったんや」

その夜、僕たちはなぜか、またホテルの部屋で一緒になった。激しく、そしてどこか悲しい性交。キスをしても、抱き合っても、そこにはもうLAの夜空の下にはなかった「別れ」の匂いがした。彼女の体は相変わらず熱かったが、僕の心は少しずつ冷めていった。

全てが終わった後、彼女がささやく。
「匠くん…あの時、本当は匠くんと結婚したかったかもしれへん」
その言葉は、慰めにも、愛の言葉にも聞こえなかった。ただ、過ぎ去った時間を切り裂くナイフのように突き刺さった。

彼女をタクシーに乗せ、僕は一人街を歩いた。LAの星は、大阪の夜空にはなかった。全ては終わった夢で、僕はやっと目を覚ましたのだ。たとえそれが、五年もかかったとしても。


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