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秘められた診察室の欲望~夫以外の男にイカされかけたあの日~

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あれは確か、去年の梅雨のじめつく季節のことだった。私は紗綾、28歳のWebデザイナー。夫の律(32歳、広告代理店勤務)とは結婚して3年目で、そろそろ子どもが欲しいと願っていた。ただ、私にはひどい生理不順があって、なかなか授かれずにいた。

律が探してくれたのは、都内でも評判の不妊治療専門クリニック。最新設備が自慢で、SNSでも話題の場所だった。

初診の日、律が仕事を調整して付き添ってくれた。受付で問診票を書いている時から、もう緊張で手が震えていた。婦人科検診そのものが初めてだったし、何より人見知りの私には未知の領域すぎた。




「大丈夫、相手はプロだし。俺がずっと傍にいるから」

律が優しく肩を触ってくれる。その言葉に少し安心し、名前を呼ばれて診察室へ向かった。

中には40代半ばくらいの医師と、若い女性看護師がいた。先生は白髪交じりの髪をきちんと整え、スーツの上から白衣を着ている。むしろ渋めのイケメンといった風貌で、さすが人気のクリニックだなと思った。

「では診察台にお乗りください。お着替えはそこにご用意してあります」

看護師の指示に従い、カーテンの奥でガウンに着替える。冷たいビニールの診察台に横たわるのが、どれほど無防備で恥ずかしいことか。足をストラップに固定されるたびに、心臓が高鳴るのを感じた。

「リラックスしてくださいね、紗綾さん。まずは超音波検査から始めますよ」

先生の声は低くて落ち着いている。ジェルを塗られたプローブが下腹部を滑る。その冷たさに思わず息を呑む。

「子宮内膜が少し厚いかもしれませんね。より詳しく見るため、内診をさせてください」

そう言われ、もっと大きく足を開かされる。目を閉じるしかなかった。金属の器具が挿入される感覚に、思わず涙が滲んだ。

「大丈夫ですよ、すぐ終わりますから」

先生の声は相変わらず冷静だった。だが、その次の瞬間から、全てが変わった。

「少し炎症を起こしているようなので、お薬を塗布しておきますね」

冷たいと思った薬が、じんわりと温かく変わり、クリトリスに塗り広げられる。指の動きは明らかに「治療」の域を超えていた。皮を優しくめくり、核心をじっくりと擦る。ゆっくりとした円を描くその動きに、私は息を詰まらせた。

「セックスの頻度はどのくらいですか?」
「普段からオナニーはされますか?」

卑猥な質問を投げかけられながら、ずるずると快感に引きずり込まれていく。こらえきれずに腰が浮き、ガーゼを握りしめた指が震える。

「んっ…あ…」

喘ぎ声が零れそうになるのを必死で嚙み殺す。看護師はさっきから書類を整理しているだけで、こっちなど見ようともしない。むしろ先生の行為を助長しているようにさえ感じた。

「紗綾さん、とても敏感ですね。もっと感じていいんですよ」

そう囁かれた瞬間、細長い器具が内部へ滑り込んだ。それは明らかに検査器具ではない。先端が丸く、まるで…そう、男性の形をしている。

「あ…だめ…」

拒否の言葉は、熱に浮かされたような甘い吐息に変わる。器具はゆっくりと、しかし確実に膣の奥深くへ。Gスポットをくすぐるように旋回し、じくじくと快感を搔き立てる。

「きっとご主人とも、ここは触れ合いますよね?」

卑猥な言葉と同時に、クリトリスを刺激する指の動きが激しくなる。もう理性など吹き飛んでいた。律の顔が頭をよぎるが、それ以上に渦巻く背徳感が私を焦らす。

「イきそう…イっちゃいそう…」

嗚咽混じりの声が零れる。先生はその耳元でさらに囁く。

「だめですよ、看護師さんにバレちゃいます。こらえてください」

逆らえぬ命令に、私は必死に声を押し殺す。膣の収縮が止まらない。愛液が溢れ、機械で吸い取られる「じゅぷっ」という音が恥ずかしくてたまらない。

そして、まさに絶頂が訪れようとしたその時――

「先生、次の患者さんがお見えですよ」

看護師の声で、魔法は解かれた。私は現実に引き戻され、顔中を火照らせて服を着た。診察室を出る時、先生がささやいた。

「紗綾さん、もう少しでしたね。次回は…完結させましょう」

待合室で待つ律の元へ戻ると、彼は心配そうに私の赤い頬を見つめた。

「大丈夫? 顔すごく赤いよ」

その一言で、私は我慢できずに律の手を握り、クリニックを飛び出した。近くの商業施設の多目的トイレに彼を引きずり込むと、鍵をかけた。

「今すぐ…お願い…」

自分でも信じられない行動だった。ガウンの中は下着もつけていない。まだ薬の感触が残る敏感な局部を、必死に律にすり寄せる。

「どうしたんだ、急に…」

混乱する律のズボンのチャックを下ろし、すでに勃起した彼の男根をしごき出す。そのまましゃがみ込み、口に含んだ。普段はあまりしない行為なのに、その日は違った。医師に弄ばれた口で、夫のものを咥える――そのこと自体に、私は興奮していた。

「紗綾…!? そんなに激しくして…」

律は驚きながらも、すぐにその気になった。私の頭を優しく抱え、腰をわずかに動かす。喉の奥まで入れようとする彼に、私はむせながらも更に興奮する。

「中に出して…律の中…欲しい…」

そう言って立ち上がり、手すりに手をつかせて後ろを向いた。律は迷うことなく、そのまま挿入してきた。ああ…医師の器具とは比べ物にならない、太くて熱い現実。それが私の貪るように濡れた膣を埋め尽くす。

「めちゃくちゃ濡れてる…今日はどうしたんだ?」

律は驚いたように呟きながら、激しく腰を打ち付ける。毎回、Gスポットを擦るその動きに、私は我を忘れて声を上げる。

「あっ、あっ…! そこ…もっとっ!」

「誰かに見られたいのか? そんな声出して」

律の囁きが、さらに私を狂わせる。診察室の記憶と現在が重なり、私は過去最高の絶頂に達した。

「イク、イクイクイク――っ!!」

膣が激しく痙攣し、律もそれに誘われるように深くで射精した。熱いものが内部に注がれる感覚に、またしても腰が震える。

その後、律に全てを打ち明けた。最初は激怒した彼だったが、私が泣きながら「でも感じちゃった…ごめん」と謝ると、複雑な表情を浮かべた。

そしてその夜、ベッドの上で律は囁いた。

「あの医者、紗綾のどこをどう触ったんだ?」

そう言いながら、私の脚を優しく広げる。

「クリトリスは…こうか? それとも、もっと優しく?」

彼の指先が、敏感な核を弄る。昼間の記憶が蘇り、私は恥ずかしさで顔を背ける。

「答えてよ、紗綾。俺がちゃんと再現してやるから」

律の指はさらに的確に、そして時に残酷なまでに私の体を責めた。そして再び、私たちは激しく絡み合った。夫以外の男に感じたことをネタにされるのは、思った以上に刺激的で――その夜は、いつもの倍以上、愛し合った。

今ではあのクリニックには行っていない。代わりに見つけた優しい女性医師の医院で、無事に治療を続けている。ただ、あの体験は夫婦の大切な秘密として、時々夜の囁きのネタになるのだ。

先日も、律が突然私の耳元で囁いた。

「なあ、紗綾…あの時みたいに、病院プレイしてみないか?」

私は思わず彼の胸を軽く叩いたが、内心では少しときめいてしまっていたのだった。


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